物語には続きがあった
時が経ち、人魚の呪いも祖父も人々の記憶から薄れていった。
そんなある日村の漁船が大嵐に巻き込まれる。
その大嵐でたまたま船に乗り合わせていた村長と元許嫁の夫が亡くなった。
これは確かに呪いを疑うレベル。
村人たちは祖父を手に入れられなかった人魚の呪いに違いないとしじまヶ浜の小屋に押しかけた。
そこには一人でいるはずの祖父がずぶ濡れの赤ん坊を抱えて立ってた。
それで村人たちはその赤ん坊を人魚の子だと恐れ、祖父は余計に避けられたらしい。
キナイは人魚と関わりたくなさそう
人魚のせいで辛い目にあってきただろうから、そう思いたいよね。
【SPY×FAMILY】アクリルスタンド/アーニャ お花
人魚に渡してほしいものがあると言われる
え、なんだろう。
死に際まで握りしめていたのか。
なんかおじいさんは本当に人魚に好意があったんじゃないかって気がしてきた。
ロミアも彼は約束は破らない人だったって言ってたし。
まあ、私の願望なんだけど。
これを渡して理解してもらうしかないな。
この人魚の呪いの話はあくまでこの村の視点から見た人魚だから真実はこれから自分の目で確かめにいこう。
また入り江に戻らないと!!