再びあやめ公園にて
今回も郷登蓮也です。
再びこの公園での出来事ですね。
「私を作ったのはあなたの知る森村先生よ。博士を生み出すのが彼女の計画だったわけ？」と千尋は聞きます。
これは当然の疑問ですね！
でも森村先生が行ったのは適合者実験で千尋を自分だと思っていた。自分のつもりでセクター0に保存されたもう1人の森村千尋を再転送したけど、現れたのは新生児だったため意思疎通も不可能。故に先生も気づけなかったと。
続けて、もしあなたが博士なら目論見と違うから相当慌てたはず。最終工程で森村千尋に記憶移植がされるからだと言う。
今まで見ていた記録の姿は、一見未来の自分のように見えていたが実は自分の方がクローンだった。
あの記録映像に残る人物たちはそれぞれクローンを作っていたらしいのです。
通話記録
その裏付けとなる森村千尋博士と鷹宮教授の通話記録がこちら。
はっきりと「生き残った全員の遺伝子を乗せて送りだす。私たちのクローンに望みを託してね」というやり取りが残っていました。
ある人物の名前を出すと態度が急変
「沖野司が2188年で何者であったか分かりませんか？」と尋ねると千尋の態度が急変。明らかに動揺します。
えええ！！息子だったの！？
ただお腹を痛めて生んだ子供ではなく、人口調整の政策で博士が若い時に卵子を提供して生まれた子供が沖野司らしい。
そして血縁関係があると分かったのがクローンのための遺伝子検査の時。
自分の子供であると意識した博士に母性が芽生えます。だけど司は博士に批判的で計画の関係者としてもうまく行っていなかった。
博士は最後に真実を告げるメッセージを彼に宛てて残していたそうなのですが…。
博士の生体IDもなしにどうやって蓮也がメッセージを見たのかというと鍵は冬坂五百里。
気を失った冬坂五百里を使ってIDを通したのでした。彼女こそが森村千尋の適合者なのです。
もし千尋が森村先生なら冬坂五百里が何者かも知っていたはずだが…？
クールな千尋もさすがにお手上げ…。「私が博士だとしてどうしたいの？」と問います。
知りたいのは真実です！