未来を変えると誓う
個人的に一番続きが気になっているキャラがこの三浦慶太郎です。
祖国がここまで復興したことを誇りに思う一方で、敗戦の未来が受け入れられない慶太郎は過去に戻って戦うことを決意します。
奈津乃と再会
あれから中々会えなかった2人ですが、ようやくここで再会します。奈津乃は慶太郎が野宿などをしていることを知ると、鞍部玉緒の家に連れていきます。
昭和20年鞍部家
鞍部の家の柱に大きな傷ができていました。どうやら犯人は玉緒の家に預けられている千尋のようで、千尋は玉緒の父に怒られて泣いていました。でも故意でやったわけじゃないし、それ以上に妹思いの慶太郎は「にいちゃんはいつでも千尋の味方だ」と彼女を励まします。
傷ができたのは荒っぽいおままごとをしていたことが原因みたいなんですが、千尋はウサギのぬいぐるみを持ちながら「うさぎがね、大きなオバケをやっつけてたの」と一生懸命説明します。
うさぎ=兎美??
玉緒は自分が千尋に夢の話をしてしまったのが悪い、郷登蓮也から外国の薬を分けてもらって身体の調子がよくなったが、おかしな夢ばかり見ることを伝えます。
この家はもしかして…
十郎に玉緒のことを聞くと、玉緒はピンピンしていることを知ります。
玉緒の家は空襲で吹き飛んだはず。だけどこの家はやはり昭和20年の玉緒の家と同じです。ただ何かがおかしい。
この柱には千尋がつけた傷がありません。
2188年
ここは遠い未来。未来の慶太郎が通信しているこの婦人はなんと玉緒です。
彼女は祖父から伝え聞いた20世紀中頃に建てられた木造のお屋敷のことを話します。そしてその返答として「いいですね、復元してみます」と未来の慶太郎が言います。つまりさっきの家は復元された家のようですね。
玉緒は現在120歳。
人々からは鞍部博士と呼ばれており、人工知能の権威になっていました。